在黙 只、黙って此処に在る日記。
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環境。

13.04.15

六本木を離れ、自宅を仕事場にしてから5ヵ月が経った。

始めは都内を離れるということが少し不安で、「六本木を拠点とし続けるか」、「自宅作業に切り替えるか」迷ってた時期もあった。

都心だと街や駅に貼られる広告を始め、ビル等の大型建築や店舗の内外装、食事に至るまで、新鮮な情報やアイデアに触れられる場所が多く、無意識でも日常の刺激となる。自宅に籠ってしまうと、意識的に動かなければまず何も得られない。動けばいいだけの話だけど…。

また仕事の受注に関しても、距離が遠ければネックになる場合もある。ある人が「都内で場所が近いという理由で仕事をもらうよりも、ちゃんとやっていれば遠くても、来るものは来るし、その方がしっかりとした繋がりができる」というようなことを言っていた。正論ではあるけど、実現が難しい理想論でもある。

引越し先の自宅は仕事部屋を作れる環境であり、あらゆる角度で考察したが、「そんなの悩む必要ないじゃん! 絶対自宅の方が良いよ!!」という単純明快なアドバイスが後押ししてくれたこともあって、結果自宅作業を選んで現在に至っている。

フリーの仕事環境に対する考え方は様々。「断然自宅作業の方が良い」という人もいれば、気持ちの切り替えの為に「住まいとは別の場所で仕事をする方が向いている」という人もいる。住まいと違う場所でも、「金銭的な面」や「交流の面」等で、1フロアを何人かでシェアしながら使っている人もいる。

自宅作業のメリットは主に、仕事場の家賃や交通費がかからない「金銭的なメリット」と、通勤時間が無くなる「時間的なメリット」、一人で自由に過ごせる「空間的なメリット」等が挙げられる。

デメリットといえば、仕事とプライベートの境目が無くなる「生活リズムのデメリット」、一人の時間と空間が多くなるため、人との交流が少なくなる「コミュニケーションのデメリット」、近所の人から無職の引き蘢りと勘違いされる「自意識のデメリット」(半分冗談。。。)等が挙げられる。

このメリットデメリット、自意識は除いてどちらも重要で向き不向きもあるので、結局選ぶのはその人次第ということになるのだが、自分の性格から考えて、「自宅作業」は性に合っていると思っている。

難題はデメリットの克服。打ち合わせ等を除いて外に出なくても成立してしまう日常は、頭の中のどこかしらの機能を停止させ、会話の仕方をも忘れさせる時があるので、最近は少しでも意識的に動くことを心掛けている。ちょっとした外出なんかは即効作用の良い薬。

朝早くに家を出て満員電車で通勤し、夜遅くまで働いて幾多のストレスを抱えている多くの社会人に、最近少し見えないプレッシャーを感じたりしているが、何よりもまずは近所の人に「俺はちゃんと働いているんだぞ」ということを知ってもらいたい今日この頃です。

ZAIMOKU

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